イベントなどの活動(実践)を深め、自分たちの知識や経験を深める場として、研究活動をしています。また、多文化共生、幼児教育、言語教育などの関係分野の専門家と意見交換を行うため、学会発表をしたりセミナーに参加するなどして、積極的にアウトプットや交流を行うように心がけています。

この活動に特化した現在までの研究リストは、次の通りです。

【論文】

・ゴロウィナ・クセーニヤ(2019)「日本におけるロシア語話者の様相およびロシア語の継承」『ことばと社会 21』 159-167.

・ゴロウィナ・クセーニヤ, 吉田千春 (2017)「就学前児童への外国人親の母語の継承における社会心理的要因 在日外国人母親によるナラティブを中心に」『言語文化教育研究』 15, 92-108. 

http://alce.jp/journal/dat/15_92.pdf

【レポート】

・ゴロウィナ・クセーニヤ, 吉田千春 (2018)「言語講座から見えた言語的多様性やバイリンガル教育―港区で行われた講座の事例から―」『 研究成果報告書(課題番号 24520584)』

http://multilingual-childrearing.com/wp-content/themes/standard_black_cmspro/img/a4a1d39054f289bec5a112c842489e6a-1.pdf

【発表】

・「母語継承に対する親の思いのプロセス―子育てふりかえりインタビューの質的分析より―」(徳永 あかね、ゴロウィナ・クセーニヤ、吉田千春)言語文化教育研究学会 第5回年次大会、東京、 2019年3月10日.

・「多言語・多文化社会をつくる手段としての[多言語絵本の読み聞かせ会]」(ゴロウィナ・クセーニヤ、吉田千春)言語文化教育研究学会、京都市、2018年3月11日.

・「多文化共生社会における「当事者視点の支援」の再考―「在日外国人家庭における未就学児多言語教育ワークショップ」のふりかえりより」(徳永あかね、吉田千春、ゴロウィナ・クセーニヤ、菊地真弓、安藤陽子)言語文化教育研究学会、第2回年次大会、小平市、2016年3月12日.

・Влияние социально-психологических факторов на процесс обучения ребёнка русскому языку родителями(ゴロウィナ・クセーニヤ [吉田千春との共同研究])(「両親による子供のロシア語教育過程に対する社会心理学的要因の影響」)、Конференция-2015 по детскому русско-японскому двуязычию(児童の日露バイリンガル教育研究会)東京外国語大学、府中市、2015年10月18日.

【講座・ワークショップ】

・「多文化を背景に持つ子どもの言語 、文化を考えよう!」(吉田千春、ゴロウィナ・クセーニヤ)港区立子ども家庭支援センター みなと保健所 、2017年10月15日.

・「子どもの個性に寄り添った言語環境を考えよう∼多文化家. 族のつながりを目指して∼」(吉田千春、ゴロウィナ・クセーニヤ)港区立子ども家庭支援センター みなと保健所 、2016年03月26日.